The Three Happiness 精神科医が見つけた3つの幸福
The Three Happiness 精神科医が見つけた3つの幸福 / 樺沢紫苑
樺沢先生の著書はアウトプット/インプット大全の頃からよく読んでおり、
大体似たようなことが書かれているので毎回復習の意味を込めて読んでいます。
今回のメインテーマは『幸福』
幸福は三段階に分かれており、ピラミッド型になっているらしい。
そしてピラミッドを作り上げるには、下から土台を作り上げないといけない。
つまり、幸せを積み上げる順番は決まっている。
①まずは心と体の健康
②そして繋がりや愛
③最後が成功やお金
根拠としては、
例えば病気(鬱など)になったら(ひどいときは)友情を失ったり、
仕事に行けなくなったりして必然的に残り2つを失ってしまう。
例えば成功して大金持ちになっても、
病気で気分が落ち込むと楽しめないこともあるし、
繋がりがないと孤独で潰れてしまう。
それらを考えると、まぁ妥当なのかなと納得する。
今の自分は①を築き上げているところだな。
老化を感じて悲しくなったり、自分には未来がないと思うと
②③なんかどうでも良くなる。
生きる気力がなくなる。
なので、①はとても重要で自分の要になる。
①は自分で出来ることがたくさんある。
体の健康はジムに行ったり、自宅で筋トレを行っている。
メンタルを鍛える練習としては、
本書でも紹介されていた『ポジティブ3行日記』をつけてみようと思う。
その日のポジティブなことを3つ思い出して書き出す。
寝る直前に行うことで、睡眠時にもいい効果を発揮するのだそう。
②は他者との関わりが必要になる。
私はあまり人付き合いが得意じゃない。
会社にも馴染めてないし、友達も少ない。
今自分が消えても誰も悲しまないんじゃないかと思うくらいに周りに(物理的にも精神的にも)は人がいない。
だから②を渇望している。
原因としては、私は圧倒的に相手に対する感謝が足りないのだと思う。
「してもらって当然」という態度や気持ちを持っているなと自分でたまに気づきハッとすることがよくある。
なんて最低な奴だろう。
そこで『感謝日記』。
その日感謝したこと、はたまた感謝されたことを書き出す。
感謝し感謝されることで、他者に対して寛容になったり孤独感が減少したらいいな。
また、人から好かれない理由として、私は他人に対して『冷たい』。
お節介とは無縁。
自分は自分、他人は他人と思っているので、
自分から何かをしてあげることもない。
それでは人との関係は築けない。
そこで『親切日記』。
意識的に人に親切にする。
そんなの偽善的だ!と昔の私は思っていた。
だけど人に親切にすれば、
感謝の気持ちとともに自尊感情も自己肯定感も高まれるし、それは自分にとってプラスになる。
この本から学んだ3つの日記を始めて、
幸福感がどう変わるのか
見てみたいと思う。